♦ 自己紹介
私がスピリチュアリズム普及会(旧・心の道場)に導かれたのは、40年ほど前になります。当時、私は子育てに悩んでいました。私は子供をしっかり躾なければと、自分なりに精いっぱい頑張っていましたが、それがかえって子供の負担になっていたのかもしれません。子供は次第に心を閉ざし、私と距離を置くようになっていきました。その時の私には、なぜそうなってしまうのか全く理解できませんでした。
しかし、原因は自分にあるのではないかと感じるようになり、自分が変わらなければ子供の心は壊れてしまう、と思うようになりました。とは言っても、どうやって子供を育てていけばいいのか誰にも聞けず、不安ばかりが募っていきました。
そんな時、私は “エホバの証人”の人と出会い、聖書の勉強をするようになりました。自分がどのように変わればいいのか、どうやって子供を育てていけばいいのか、その指針を聖書に求めたのです。初めは、聖書の言葉に心惹かれ集会にも参加しましたが、しだいに、組織のあり方や教義に疑問を持つようになりました。宗教にすがっても解決しないことが分かると、私は子育てばかりではなく、何を目標に生きていけばいいのか、ますます自信をなくしていきました。
そうした中で「スピリチュアリズム普及会」に出会い、『シルバーバーチの霊訓』を手にすることになりました。私が初めて『シルバーバーチの霊訓』を手にした時の感動は、今でも忘れることはできません。『シルバーバーチの霊訓』には、私がこれまで求めても得られなかった内容がすべて示されていました。シルバーバーチの語る1つ1つの言葉からは、何とも言えない安心感と優しい愛が伝わってくるのを感じ、心が癒されていきました。
人間が生まれた理由や生きる目的、死後の世界の様子、本当の救いとは何かなど、霊的真理が少しずつ理解できるようになると、自分をどのように変えていけばよいのか、はっきりわかるようになりました。私の疑問に対して、納得のいく答えをシルバーバーチは教えてくれました。それ以来、『シルバーバーチの霊訓』は私の人生の指針となりました。
『シルバーバーチの霊訓』は、イエスが地上にもたらしてくれた『最高の霊的真理』です。私はその教えに従って人生を歩むことで“真の救い”を手にし、心の安らぎと魂の自由を得ることができました。
私は、「シルバーバーチの霊訓というすばらしい霊的宝を1人でも多くの人に伝えたい!」との思いから、読書会を開くことを決意しました。読書会が本物の幸せに至る道を探し求める方のお役に立てるなら、こんなに嬉しいことはありません。『シルバーバーチの霊訓』をより深く理解し、日々の実践を通して、霊的成長していけるよう共に学びを深めていきたいと思います。そして、もっともっと人の役に立つ人生を歩んでいきたいと思っています。
2024年 7月 杉野安寿